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ホラーとはつまり現実との戦いなのである。

いや、ホラーに限らず、映画とはそもそもそういうものであろう。
ホラーが戦う現実とは、たとえば「結局一番怖いのは人間だよ」といった「常識」であり、
あるいは「ホラー」の枠組みを借りながら「単なるホラーではない」
と青春映画を作ってみようとしたりするジャンルへの依存の態度であった。

ホラーはホラーでなくてはならない、即ち、「怖く」なきゃウソだと、真面目にホラーに取り組む者たちはそう考え、
かくして今日の根強く続くホラー・ブームは生まれた。